モイキーモイキー

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    ようやく冬の残り香も薄らいで春の足音も聞こえてきました。朝起きると明るさが違いますものね。一瞬、寝坊したか?と思うほど。平成カウントダウンもゴールデンウィークになればおのずと意識させられます。平成最後の「平成最後」大合唱が至る所で起こりますし、令和になったとたんに手のひら返しで「令和最初の〇〇」みたいな感じになることは目に見えています。

    文房具業界でも「令和」商品が出始めていますが、個人的には全く興味ありません。令和なんてデザインが入ろうものなら「ちっ!」とか思ってしまうでしょう。文房具は普段使いするものですからいつの時代にも通用するデザインであればそれで良し。そう思います。まあ、記念の品としてはいいのかもしれません。また、後々プレミアがつくものになるかもしれません。ならないかな?

    さて、今週も「モイキー」ことモイストキープインク関連の記事です。一つ目は最初に購入したクリッカート黒の放置結果から。2週間ほど全く使用せずにわざと放置しましたがまったく乾く様子はありません。順調にインクが湧き出してきていい感じに書けました。わずか2週間くらいではびくともしないのでしょう。

    これが、1年とか経つとインクの組成とかに変化が生じて水分吸収能力とかが落ちてくるのかもしれませんが、これはもうちょっと長期的に観察しないとわからないことなので今は何とも言えません。どんなものでも永遠不変なものなどないし、完全無欠のロックンローラーなものはないので、いつかはペン先が乾くこともあるのでしょうが、今までの常識から考えても2週間キャップなしでも乾かないというのは驚異的です。

    そしてもう一つ驚いたのがまだどの文具売り場にも並んでいない、「ノックサイン」というモイキー仕様のゼブラのノック式サインペンがファミマの店頭に並んでいたことです。そしてこちらは事務用丸出しのデザインなのですが、ちゃんとクリップもついて使いやすそうです。これは買うべき商品なので購入して即職場で実践投入しています。やっぱノック式でサインペンが使えるのはありがたい。

    カレンダー書きなどに重宝しています。さらにモジニラインのインクから発展させているからなのか、書いた上に蛍光ペンでなぞってもにじみなどは少なく顔料インクのような感じがします。これはそう感じるだけでいろいろと検証したわけでも成分分析したわけでもありませんので、違うかもしれませんが、そういった性質も受け継いでいるようです。

    こうなってくると、ホワイトボードマーカーや、蛍光ペンもシャッターなしでノック式にできてしまうかもしれませんのでそういう分野においてはゼブラの独壇場になる可能性すら出てきました。まあ、技術的にそんな単純なことではないのかもしれませんが、夢は大きく膨らみますよね。ゼブラとしても畳みかけたいところでしょうし。

    それと、これは製品とは関係ないことなのですが、ファミマでノックサインをレジでお会計するとき、バイトの女性店員さんが、「こちらのボールペンは袋を別にしますか?」と聞いてきたのが印象的でした。やっぱりノック式といえばボールペンのイメージが強いんでしょうね。まさか、サインペンだとはツユとも思っていない様子が少しおかしかったです。

    かといって、わざわざ「これボールペンじゃないですよ」と訂正するのも大人げないし、相手はそんなことはどうでもいいだろうし、そのまま受け取って会計をすまし、すまし顔で店を出ましたが、もしかしたらその店員さんが商品陳列などする際に「えっ!これサインペンなの?」と気づく日がいつか来るのだろうかと想像したりして一人悦に入っていました。

    デルガードが折れないシャープのブームの一翼を担ったように、モイキーが乾かないブームの先駆けになるのかもしれません。新しい時代の幕開けとともにそういうのが当たり前になっていくのかもと思う今日この頃です。そして、今後ともモイキーの経過観察は引き続きしていくつもりです。梅雨時期にはつゆだくになるとか、高温になると乾きやすいとか時間経過によってしかわからないこともたくさんあるでしょうしね。

    モイキー

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      花冷え、寒の戻り、桜舞う空に雪片が舞い落ちる。そんな日本列島ですが、政治の世界では桜散るでしたね。まぁ、今のうちに辞めておいてもらってよかったかもしれません。2020年まであの方が五輪相だとしたら世界に恥をさらすことになってしまいますからね。忖度副大臣もお辞めになられたことですし、今のうちに膿は出してしまったほうがいいのかもしれませんね。

      「モイキー」は「きもい」ということではありません。ゼブラがクリッカートで採用した新開発のインク「モイストキープインク」の略です。私が勝手にそう呼んでいるだけですが。ゼブラさんに怒られそうな気がしますが、この記事以降「モイキー」と記載させていただきます。このモイキーですが今後どのような展開がなされていくのか楽しみなのです。

      正直どんな仕組みなのかはわかりませんし、そもそも科学的なことに疎いのでその辺はまったくうまく説明できないのですが、「空気中の水分を吸収してペン先を乾かせないインク」という触れ込みが他の筆記具のインクにも応用が利くものならボールペンはもちろんのこと筆ペンや万年筆など液体のインクを使う筆記具は特別な仕組みなしにキャップレスにできるかもしれないからです。

      まぁ、筆記具によりその仕組みは大きく異なるので、そう簡単なことではないのかもしれませんが今後どのような製品が出てくるのか楽しみです。特に万年筆でそれが実現できたらと想像するだけで身震いしてしまいます。プラチナのスリップシール機構でも、パイロットのキャップレス万年筆のシャッター機構でもなくペン先が乾かない万年筆ができるかもしれないのです。

      改めて申し上げますが、これは完全なる妄想です。万年筆の機構やインクの仕組みなどまるで分っていないど素人の意見として書かせていただいております。詳しい方は笑い飛ばしてスルーしてください。しかし、完全なキャップレスな万年筆なんて夢のようではありませんか?モイキー万年筆。万年筆の歴史の中で画期的な出来事になるかもしれません。フリクションインク並みにすごいことかも。

      もちろん、ノック式ボールペンの替え芯にも小さいながら大きな変化をもたらすことができます。ノック式ボールペンのペン先にはスプリングが入っていてインクの感想を防いでいますが、そういった部品の必要ないキャップ式用のリフィルを用いることができるようになるかもしれません。スプリングがへこへこと沈むような感覚が苦手な人もそれなら手軽にノック式ボールペンを使う買えるようにいなるかもしれません。

      最近のゼブラの発売するペンは必ず何かしら魅力的な特徴を持たせていて「攻めてるなー」という感じがして好感が持てます。創業120年を迎えた昨年からの攻勢は目を見張るものがあります。インクの開発やブレンのような機構的工夫など、全方位から改良をしてきている気がします。サラサマークオンあたりから始まって、クリッカートに至るまで。

      間には今回のモイキーのアイデアが生まれるきっかけとなったモジニライン、ペン先ピカっとライトライト、サラサのマーブルインクやビンテージカラーの新色、マイルドライナーの新色にブラッシュの発売、ブレンの開発にnendoデザインの採用、デルガードの多機能ペン化、ロイヤルシルバーで統一されたボールペンを一堂に会して発売したり、話題に事欠きません。

      ペンメーカーの2強がいま「守り」に入ってしまっているような気がするのに対してそこに迫ろうという意気込みと勢いを感じます。しかし、ゼブラには今、万年筆のラインナップは少なくとも国内ではありません。そこに今後モイキー万年筆が登場するとしたら、それこそ追撃態勢に入ったなというモードに突入するかもしれません。

      サラサプチなんていうおまけペンにもサラサセレクトの芯が使えてあのクリップ付きでかわいいという「おー、そう来たか」というような驚きがあり、今後のゼブラから目が離せません。個人的にエマルジョン好きであり、応援してきたメーカーでもありますが、このところの元気っぷりは個人的にもうれしいところです。

      そのほかにも特徴的なペンが多く、しかも手に取りやすい価格設定なのもお財布的にもうれしいところ。一時期サラサの香り付きインクや限定軸ばかりだった時期もありましたが、そういう冬の時代を乗り越えてこれからモイキーなペンをたくさん出してほしいなと思います。モイキーなマッキーなんかもいいですよね。マッキーノック細書きペンなんてのもできそうですよね。

      ある意味画期的なインクで実用性も十分なこのインク。今までキャップ式でなければならなかった筆記具の制限を一気に覆してしまうかもしれないだけに今後も大注目なのである。


      セプテンバー

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        暑さもわずかながらトーンダウンし、9月に突入。今年も残すところ4か月、122日となりました。秋雨前線、不安定な大気、落雷、突風、台風と次々襲ってくる災害列島日本。人類が自然からエネルギーを奪った分だけそのしっぺ返しを受けてるんだろうなとは思いつつも、この流れは止めようもないしなと諦めつつ自らの身を守ることくらいしかできないちっぽけな存在でしかない自分。

        さて、今年の夏は今までになく万年筆を使いました。特に理由はありませんが、今まで面倒だと感じていた洗浄に強い味方が現れたことがその一因であることは間違いないと思います。「タレビン」です。あの、お弁当なんかについてくるしょうゆ入れの小分け容器、あれです。

        記事を読んでくださったMikiさんから頂いたストローを利用した洗浄方法のコメントから一歩進んで?タレビン(小)にインクカートリッジのお尻を切り取ったものをぶっ刺してインククリーナーもどきが作れることを発見したのです。

        なので、面倒だったインク洗浄が比較にならないほど楽になり、書き心地に反して面倒なインク洗浄という壁が薄くなり、万年筆使用率が非常に高まりました。それに今年の酷暑のせいかインクタンクやペン芯内のインクが煮詰まる率も高く洗浄した万年筆は正確にはわかりませんがかなりの数になりました。

        何せタレビンですから安いし、ホムセンなどですぐに手に入れられるところが最高ポイント高いです。それに、タレビン(小)の口の大きさって(直径ですね)インクカートリッジをねじ込むのにちょうどよくあまり隙間も生まれないので吸入器として扱いやすいです。

        これがこの夏文房具関係では自分の中では最高の発見であり、自作アイテムでもあります。安く大量に購入も可能なので各社ごとにカートリッジを突っ込んで個別に準備もできます。中にはどうしても無理、というものがあったりもしますが、その時はストロー技もありますし、フレキシブルに対応できるようになりました。

        そして何より気持ちいいです。一気にペン先からインクが吐き出されて(タコやイカが墨を吐き出すがごとくに一気に水中がインク色に染まりますので)、洗浄してやったぜ感が半端ないです。一瞬だけ暑さを忘れるくらいの清涼感さえあります。一瞬だけですが。

        それに伴い、今年の夏はインク消費量も過去最高になったんじゃないかなと思います。それでも、インク沼はまだまだ底を見せませんが、まあ、地道に使用して紙に色水を吸い込ませていきたいと思います。沼の底には沈殿してしまったインクがたまっているのでしょうが、捨ててしまうのも忍びないのでちまちまと使っていくしかないですね。

        万年筆に関しては書き味云々を語れるほどの者ではありませんが、少しずつかわいがって自分好みに育てていけることが味わえるようになればいいなとも思っています。












        詰め替えボトル

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          残暑が厳しいざんしょ…という訳で相変わらずのサウナ風呂状態の日本です。一時期、秋の気配の気配?を感じたことはありましたが、なかなかそこから先に進みません。台風が二つ過ぎ去って、暖かく湿った空気と大量の雨をもたらしていった。災害列島に更なる爪痕が残り、本当に2020大丈夫なんかいな?と、チラッと思ったり。

          さて、この汗にまみれた体をほんの少しの間だけでもさっぱりさせてくれるのが、シャンプーやボディソープ。近年ではエコ意識の高まりからほとんどの製品が詰め替えボトルを用意している。当然我が家も詰め替えているのだが、そんな作業をしながらふと思った。

          万年筆のインクも詰め替えられないのだろうか…。万年筆のインクというのは小分けのカートリッジか、大瓶しかない。ミニボトルがあってもそれはガラス瓶だ。だから、インクを買うたびにガラス瓶が増えていく。詰め替え用のインク容器があればそういったゴミが増えなくていいのではと思った。

          そうできない理由があるのかもしれない。長期保存するにはやはり、インク瓶が適しているのかもしれない。でも、様々なものの製造技術が発達したこの世の中、モノづくり日本でそのような詰め替えボトルが作れないはずはない。とすれば、あとはコストの問題か?

          近年万年筆が見直され、低価格万年筆がプレピー万年筆やカクノなどのヒットでかなり浸透したとはいえ、ボールペンユーザーのように日本中至る所で使っている…というところまでは至っていない。やはり少数派の趣味の文房具であることは否めない。

          シャンプーやボディソープのように生活必需品であるわけでもない。そういうものを作るにはコストがかかりすぎるのかもしれない。しかし、ガラス瓶は重いし、嵩張るしでおしゃれアイテムではあるが、そういうのをインテリアにするのも限度というものがある。

          インスタ写真など撮らないおっさんユーザーには邪魔でしかないのだ。オシャレでなくてもいい。実用的な詰め替えボトルのような物が欲しい。インク沼の住人がたはいったいどう思っているのだろうか。使い切れないインクをどのように保管するのが最適なのか。

          インク瓶とて長期保存に対して万全かというとそうでもない気がする。しばらく使っていないインク瓶の蓋が固まってあかない場合がある。顔料インクなどは顔料が沈殿してしまってこりゃ使えん!ということだってある。持ち運びにも適さない。

          それでもガラス瓶にする必要性はあるのだろうか。そういうのを製造する会社が困ってしまうから移行が進まないのか、それとも…。まぁ、そういう大人の事情は詮索しなくても、やはり、詰め替えボトルみたいなのは欲しいと思う。私も結構インク沼なので(しかも欲しいインクは次々出てくる)ガラス瓶の新製品を見るたび葛藤するのです。

          買うべきか買わざるべきか…。個性的でインクの色が映えるガラス瓶もいいけれど軽くて使い捨てられる詰め替えインクも欲しい。でないと家の床が重さに耐えきれなくなる日が必ずやってきてしまう。まぁ、インク瓶だけの重さではないのですが…。

          それならプラの小分けボトルでもいいじゃないかと思われる方もいるかと思いますが、それだとインク吸入の際に重さが足りなくて安定しないので、そういう意味でインク瓶は必要なのですが、同じ商品をリピートする人のための詰め替えボトルがあってもいいのではないかと思った次第です。

          そもそも、色彩雫の「月夜」なんてリピーターが多いはずだから、3本一セットでなくては買えないミニボトルではなく、詰め替え用大容量ボトルが欲しいなと以前から思っていたわけで、というのも近くに万年筆のボトルインクを扱う店が至極少なく、なおさらそう思う今日この頃なのです。

          48万円!(ブルゾン風に)

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            3月になり、徐々にではありますが春の気配をそこかしこに拾えるようになりました。朝、目が覚めた時の明るさとか夕方帰宅時の明るさとか、空気感とか同じ気温でも刺すような寒さではなくなってきたりとか、花粉とか。人によって感じ方は様々だとは思いますが、確実に春の足音は近づいてきている気がします。

            私はというと、文房具店でも季節の移ろいを感じます。各店舗で入学準備の商品が並びます。そして、小さなお子さんを連れたお母様方のお姿も見かけるようになります。そんなのを見かけると春だなぁなどと感じます。それと文房具の新商品が大量にリリースされるのもこの季節。

            そして、今週のニュースリリースでセーラーさんから本当にしばらくぶりにリリースがあったのが「インク工房染料20ml」100色です。始め見たときは「おおっ!」と思いました。いいではないかとも思いました。またインク沼が待ち構えているとも思いましたが、読み進めるうちになんとなく嫌な気分になりました。

            「100色x4個=400個のセット販売(セット定価:48万円+税)を基本とし」という一文が今回のインクの販売方法として書かれていたからです。完全に小さなお店は相手にしないという上から目線の販売方法だったからです。買いたい人はネットで買えるんだからいいでしょ!みたいな突き放した姿勢が見て取れるからです。

            大体、リリース画像にあるようなあんな馬鹿でかい什器を置ける店舗が狭い日本のどこにあると考えているのでしょうか。それこそ銀座伊東屋みたいな超有名老舗でしか置けないんじゃないでしょうか。たとえ置けたとしてもその分他社の製品をどけないといけないようなもの、どうしろっていうんだ!という叫びが聞こえるようです。

            小さな店は100色のうち、10色を選んでの注文もできるとかそういう配慮がないと、たとえ店頭に10色だけ並べても残りの390色は店の倉庫で幅を利かせてしまうことになり、店側にかなりの負担を強いることになるでしょう。

            しかも、48万円て!小さな店ではおいそれと出せる金額ではないと思いますよ。今、小さな町の文房具店や書店は次々店を閉めています。そういう認識が会社にないからこういうタカビーな商売をすることができるんでしょうね。販売してくれる店舗を育てようという気は毛頭ないようです。

            やはり、万年筆という高級筆記具を販売する会社だけあって、お高い気風なんでしょうかね。貧乏人は相手にしてないですよ、という感じが見受けられてしまいます。個人的にセーラーさんの万年筆は「日本語を一番美しく見せることができる」万年筆だと思っているので製品はともかく、少し残念です。

            そもそも、インク工房は生のユーザーの声を拾うことも目的の一つで、そういったイベントの中で広く万年筆の良さをより多くの方に知っていただこうということで開いているイベントなはずです。それが、インク工房の名を冠していながら、全くユーザーや小売店無視の販売姿勢。いったい何がしたいのでしょうか?

            そして、昨年9月からしばらくリリースがないなと思っていたらこんな独りよがりな構想を企てていたとは…。いや、いいんです。私は買わないから。これなら今週リリースのあったプラチナさんの「ミクサブルインク20ml」のほうが自由に色遊びができるのでそっちを買います。

            今は先行販売とのことで、試行段階かもしれませんので、今後販売形態を変えてくるかもしれませんが、今のような姿勢では、いや、一度こういう姿勢を見てしまったからには、一歩引いて冷静に考えてみる必要があるかもしれませんね。ユーザーとしては。


            フラッシュドライゲルは顔料?

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              さて、春めいてまいりました。そして、いよいよ来週は平成29年度の運命が決まる異動内示があります。もう何度目になるかわからないくらい入社してから長い年月が過ぎましたが、未だにドキドキそわそわしてしまいます。慣れるということがありませんね。異動がなくても忙しい時期ですが何とか乗り切らねば。

              さて、今年のOHTOの春の新作群は今週スライドクリッパーソフトを入手してコンプリートしました。数的には少なかったですが、それぞれにソソラレルものがあり、そして、低価格のものが多かったこともあってすべてを入手してしまいました。

              ノックローラーOは今回の新作群の中では最高級品。ノック式の水性ボールペンリフィルを搭載したものごっい重さのボールペン。こちらはギフト用に。勿論通販で。上司の異動が決まっているのでその方に。お世話になりましたの気持ちを込めて。

              ノノックはOHTOお得意のオートシャープ。ただし、今までのものよりもセクスィーなアルミのくびれボディ。これで500円なら納得という出来。書き味はいつものオートシャープとの違いは感じられませんでしたが、まあ、セクスィーさに免じて許す。ただし、今の折れないブームに便乗した感あり。

              スライドクリッパーソフトだけは書店の文具売り場で発見。保護。はさむ部分がポリプロピレンで挟まれるものを傷めにくくなりました、という商品。今までのものは金属でしたから挟んだ跡が残ってしまっていました。プッシュホルダー付きで500円。これだけはあまりお買い得な感じはしません。

              そして、レイズ。これが一番のお買い得のお得ちゃん。なんと250円。パーカージョッターのようなクラシカルな佇まい。フラッシュドライゲル搭載で閃光速乾。リリースはありませんが、フラッシュドライゲル芯と同型の油性ニードル芯も同時購入。筆記距離は従来の2倍の2800m。ロングライト!

              ただしこのレイズは少し残念な点も。上軸が樹脂で、下軸及びクリップが金属なのでかなりの後ろ重心。クリップの先端くらいに重心があって書いていると後ろに持っていかれる感じがします。上軸と下軸の材質が逆だったら良かったんじゃないのとか思ってしまいます。

              で、タイトルにもある通り、この速乾インク顔料インクかと思うくらい耐水性があります。乾きが早いだけでなく水にも強いようです。書いたすぐ後に、水性マーカーなどでなぞっても筆跡がほとんど流れません。メーカー公式では染料か顔料かについては触れられていないので何とも言えませんが水にも強い性質は持っているようです。

              エナージェルやサラサドライ先輩方は染料で、水には弱い性質でしたからこれは一歩先行くゲルインクなのではと思ってしまいました。耐候性は時間が経ってみないと何とも実験しようがないので今はコメントを差し控えますが、これで耐候性も高いとなると、かなり顔料に近いインクということになるのではと思います。

              もしそうなら、その点をメーカーが売りにしないわけないので、きっと違うのだろうなとは思いますが、今回のノック式ノンドライ水性リフィルや、フラッシュドライゲルリフィル、容量2倍の油性ソフトインクリフィルなど、OHTOの開発陣の気合が感じられて、今後に期待が持てるラインナップでした。

              ノックローラーOはプレゼントにしてしまいますが、自分用にも購入しようと思っています。胴軸が太目で軸内に余裕があるので様々な芯が入る可能性があり、実験のし甲斐があるなとも思っています。後は、営業さんたちに頑張っていただいてもっと店頭で購入しやすくしていただきたいなと思います。

              悔しい!色彩雫の限定色「江戸の粋:江戸紫/新橋色/深川鼠」

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                新年も早や1週間。新年気分はもう薄れているかもしれません。これから仕事始めという方もいるかもしれません。いずれにしろ2017年は着々と経過していっているわけで、時の経つのは速く、なにも成さぬまま気がつけば今年もあっという間に過ぎていってしまうのかもと思うと・・・年は取りたくないものです。

                さて、新年は新商品リリースなどが殆ど無いせいか、ネット検索をしていても目新しい情報は少ないこの時期。そんななか、岡本紙文具店様のサイトを超久しぶりに覗いたら衝撃の事実が!なんと、色彩雫の限定色が再販されていると言うではありませんか。ちなみに初販は2009年だそうです。

                「なーにー!」となりましたよ!パイロットのサイトでもアナウンスされていなかったと思うし、しかも、11月中旬のことだったからもう売り切れてるだろうし。限定ですからね。久しぶりに悔しい思いしました。まあ、あまり好みの色ではなかったことが唯一の救いか。

                でも、パイロットのプレスリリースの基準ってよくわかりませんね。基本的に全国発売するもので新製品はアナウンスするのでしょうが(コレトの限定柄とか)、こういう限定物の再販情報も流したほうがいいんじゃないでしょうか。それともそうするとあっという間に売り切れちゃってかえって苦情になっちゃうからなんでしょうか。

                もし、リリースのアナウンスが有ったからといって、私が購入したかは微妙ですが(インクは買いすぎてしまってほとんど使えていない状況なので)、後でこういうのを知ると悔しいですね、やっぱ。私のチェックなんて、節穴で、しかも全てをチェックできるわけでもないので、こういう漏れはあるのですが・・・。

                パイロットからすれば新製品ではないし、単に再販しただけで、しかも全国的にではないし・・・ということなのでしょうが、あとから知って悔しい思いをする人も多いんじゃないでしょうかね。お知らせ欄に「再販します」と記載していただくだけでいいと思うのですが、駄目なんですかね。上司が許さないとか。

                どうやらミニボトル3色セットも販売されていたようでもしかしたらこれがネットで買えていたとしたらあるいは触手が伸びていたかもしれません。まあ、現在ではもう買えないでしょうからジタバタしても始まらないのですが・・・キングダムノート様のサイトとかをもっとマメにチェックするとかしないと駄目かな。

                まあ、これ以上インクが増えても置く場所に困ってしまうし、いつ使うのやらわからないので・・・と自分を慰めていますが、結局自分はこういう限定物に弱いんだなと再認識。そうやって「いいお客さん」として企業の売上に貢献するんだろうな、これからも。

                そうだよな、文具業界、苦しくなっていくのは目に見えているし、少しでも貢献していると思うことにしよう。そうやって売上が伸びれば、企業の新製品開発も進むわけだし、そうやって結果的にユーザーに還元されるのだと思うことにしよう。と言いつつ、買い過ぎには注意しないと。

                と、年の始からグダグダと取り留めのない、しかも聞いても嬉しくないことを記事にしてしまいました。申し訳ありませんでした。が、年頭なのに、こんな悔しい思いをしたのは初めてなので愚痴ってしまいました。重ね重ね申し訳ありません。これからは気を取り直して今までのペースを取り戻したいと思います。

                どうやら、赤が一番なめらからしい・・・

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                  多色、多機能のボールペンについて感じることがある。多色ペンというと、カスタマイズペンを除き、大概のペンは「黒・赤・青・緑」が定番だ。海外のものの中には蛍光オレンジなどが配されることもあるが、日本の場合は殆どがこれだと思ってもいい。その中で、一番なめらかに感じるのが「赤」だというお話。

                  まあ、これは私の個人的感覚なので「違う」と感じる人がいても、もちろん、それをどうこう言う気はない。例えば、アクロボール4。これでは、「赤>黒>青>緑」の順でなめらかに感じる。赤と緑で比べると「同じアクロインキなの?」と思うくらい滑らかさの違いを感じる。

                  溶剤は同じでも、染料が違うのだから滑らかさに違いがあってもおかしくはないと思うが、あまりにも違うので「あれ?」と思ってしまう。これは、私の使っているアクロボール4の個体特性なのか、全てのアクロボール4なのかは比較できないが、これと同様なことをぺんてるのローリーでも感じる。

                  ローリーは多色ペンもあるが、今回は単色ローリーについて。これも「赤>黒>青」の順でなめらかに感じる。特に赤は新油性ボールペンと同等かそれ以上に感じる時さえある。また、このペンが油性顔料のボールペンであるからかもしれないが、ローリーの青はかなり特徴的な「水色」に近い色をしている。

                  まあ、私もそれほど詳しくはないので、「赤がなめらか」の理由を科学的に説明することはできません。ただ、日常的に黒に次いでよく使う色であるし、人類が一番最初に使い始めたのも赤らしいので、歴史も長く、最も人類に馴染んでいるからなのかもしれない。化学的にも最も容易に安定させることができるのかもしれない。

                  何度も言いますが、私は科学や化学には疎いほうなので詳しいことはわかりませんが、ただ、日常よく使う色にメーカーが力を注ぐのも当然であるし、それだけ多く作る過程で製造のノウハウも蓄積されるから、新しいインクを作る際にも作りやすいことは間違いないのでしょう。

                  メーカーも新インクを発売するときに単色ペン>2・3色ペン>最後に4色ペンというのが通常の流れだから、やはり、緑のインクをある程度使えるようなレベルに引き上げるのはなかなか難しいのかもしれません。ビクーニャなども緑については「ダマ」が酷くて、同じビクーニャインクとは思えないくらいですし。

                  この記事では主に油性インクのボールペンについて書きました。ゲルや水性インクについては、それほど差を感じたことはないので、また別なのでしょう。今回は、私の感覚となんとなくこうだと思うというような曖昧な記事になってしまいましたが、最近感じたことについて書いてみました。

                  どうやら、少し良いらしい・・・

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                    ようやく少し、症状が軽くなってきました。この2週間は仕事が山場で、休むわけにもいかず、かと言って激痛で身体が動かせない、立ち上がれないというのでもなく、足に鈍いしびれと、重たさと、時々ピリッとした痛みが走るといったような状態が続いており、足を引きずりながら仕事をしておりました。

                    仕事が終わると、もう何もできないくらい疲れ果ててしまい、家では「眠るだけ」といった状態が続いていまして、今日も昼寝をしましたが、あり得ないくらい疲れが出て、ようやく重い体を起こしてこうして記事を書いています。こうして、腰から背骨にかけて負担がかからない状態にあれば少しは身体も楽になります。

                    というわけで、これから少しずつ記事をアップしていけたらと、再開することにしました。

                    さて、この間文房具に関して、何もしていなかったかというと、そうではありません。当然のことながら仕事では使うし、職場の上司も「文房具だけは詳しい」という認識を私に対して持っていますのでいろいろと聞かれることもあります。最近では書けないボールペンについて、聞かれました。

                    正確には新品なのにインクが出てこないボールペンについて聞かれました。まあ、この辺に関しては考えられるのは、空気が入ったか、インクがもう古いのか、ペン先にゴミが詰まったか、ペン先に何らかの不具合があるか、まあそのへんなのではないかと答えると、どうすればいいのかと聞き返されました。

                    その時に丁度、ビジネスの電話がなり、そちらに出てしまうと、上司はおもむろにライターを取り出し、ペン先を炙りだしたのです。横目で見ていて、ああ!それは一番やっちゃダメなことなのに!そう思いつつもビジネス電話を放り出すわけにもいかず、その様子を見守るしかありませんでした。

                    以前にも別な所属で、同じようなことをした人を見かけたこともあり、インクを暖めると書けるようになるという都市伝説は思った以上に流布しているようです。そして、悲劇は起こったのです。なんと、ペン先が芯から飛び出したのです。芯内の空気が暖められて膨張し、ペン先が芯軸から放出したのだと思います。

                    その現場を実際には見ていないのですが、上司の話によると「ピューッ」と飛んでいったのだとか。メーカーのサイトなどでは中のインクが変質するから温めたりしないでくださいというのは読んだことがありましたが、まさかペン先がロケットのように飛び出すとは、結構危険です。

                    小さなペン先が飛び出して、お子さんの目などに入ってしまう可能性もあるかもしれません。まあ、こういうのはレアケースなのでそこまでやる人はいないと思いますが、人に向けてはやらないほうがいいですね。その後、上司には「三菱鉛筆」さんのサイトの、「書けなくなった(ボールペン)」のページを見せました。

                    そこには、「ペン先を「火であぶったり、お湯につけると書ける」というお話を聞きますが、かえって品質を損ないます」と書かれており、それを見て、納得したかどうかはわかりませんが、今後は同じことはしないと思います。それよりも、私個人的にはその上に書かれた文章に驚きました。

                    「当社のボールペンは全数筆記検査を行ってから出荷いたしております」・・・。抽出検査ではないんですね。三菱くらい大量に出荷するメーカーでは全ては検査しきれないだろうと思っていましたから、けっこう大変なんだろうなと思いました。機械が判定するのかな?それとも、最後は社員が書いてみるとか?

                    試験専門の社員さんがいて「その道云十年」だったりして、その人の目の黒いうちは1本たりとも不良品は出さねえ!という職人気質の人がいたりとか・・・。そんな妄想をしてしまいました。まあ、そういう人はいないにしても、全て検査済みという「安心」が何よりの価値なのではないかと思います。そして、これからもずっと続けていってほしいなと思いました。

                    きれいすっきり

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                      少し前から頭の片隅で引っかかっていることがあります。それはインクのこと。ボールペンのインクはなぜこびりつかないんだろうということ。ボールペンの芯の中に入っているインクをキレイすっきり使い切ったときにふとそんなことを思いました。

                      例えば、油性ボールペンのインクが何かの拍子に手に付いたり服に付いたりしてしまうことがあります。それをキレイに落とすのは結構大変です。特に服に付いてしまったときなどはなかなか落ちません。そんなしつこいインクなのに樹脂芯の中ではこびりつく様子もなくキレイに減ってゆきます。

                      それは、皮膚や衣類などの繊維にはインクが染み込むけど、樹脂は染み込まないからということなのかもしれませんが、それにしても、1年や2年、もっと長い期間に亘ってインクと接している樹脂の内側部分はもっと汚れていても不思議ではないはず。

                      それとも、インクの色素がこびりつかないような特殊加工が施されていてインクの減り具合が一目で判るような工夫がなされているのかも?だとすれば中身の見えない金属芯などはインクがべったりとこびりついているのかも。

                      そして、インク側にもこびりつかない工夫がなされているのかも。滑りを良くするために潤滑油的な物が混ぜられているとか。でも、インクは経年劣化していくはず。劣化したインクはどうなんだろう。固まってしまって、芯内側にへばりつくのか、それとも・・・。

                      万年筆のインクが入ったカートリッジは内部を水洗いしてもあんなにキレイになりません。だから、不思議でなりません。なぜだろう?どうしてなんだろう?そんな小さなことが気になる。キレイすっきり使い切ったボールペンの芯を眺めながらそんなことを思う今日この頃。

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